POV-Rayのインストールとセットアップ

折角なんで簡便にMac用POV-Rayのインストールの方法の解説。

インストール

ではインストールの解説をしましょう。

  1. POV-Rayオフィシャルサイトなどからアーカイブをダウンロードする。
  2. 解凍して出てきた POV-Ray XX.dmg(XXはバージョン。以下も同様)をダブルクリックするとディスクイメージがマウントされる。
  3. 中のPOV-RayXXフォルダをそっくりそのままハードディスクの適当なところにコピーする。

以上でインストールは終了。
フォルダの中のアプリケーションのアイコンをダブルクリックすれば起動します。

最初にすること

初回起動時にはやっておかなくてはならないことがあります。

  1. まず、EditメニューPreferences...を開き、一番右側のSenesペインを表示します。ここにはGlobal Include Pathsという空白のフィールドがあると思います。
  2. フィールドの下のAdd...ボタンを押すとフォルダを選択するダイアログが開くので、POV-RayXXフォルダの中にあるincludeフォルダを選択します。
  3. フィールドに「ハードディスク名:フォルダ名:フォルダ名:......:POV-RayXX:include」という感じの文字が入ります。

とりあえずこれをやっておかないとサンプルもレンダリングできないので注意です。
あとは必要ならEditerActionsなどでエディタのフォントなども変えられるのでお好みで。終わったらウィンドウを閉じておきます。
さて、ここからは面倒なら読み飛ばしてもOKですが、これで何をしたのかというと「インクルードファイル」という色や質感などを定義してあるファイルの置いてあるデフォルトの場所を設定したんです。
includeフォルダの中を見てみるとcolors.incやglass.incをいったファイルがあり、これらに定義が書かれています。
レンダリングするシーンファイルに #include "colors.inc" というように書くことで、そのシーンファイルと同じ場所、もしくはさっき設定したフォルダの中にあるその名前のファイルを探して読み込みます。
これでそのファイルの中で定義したものが使えるようになるわけです。

とりあえずレンダリング

さて、とりあえずレンダリングしてみましょう。scenesフォルダにデモシーンが沢山あるので適当に見つくろってレンダリングしましょう。手順は、

  1. XXXX.povというファイルを開く。
  2. EditメニューのXXXX.pov Settings...メニューを開く。
  3. Outputペインを表示し、Image Sizeでサイズを、Save Image Asで保存する画像形式を設定。
  4. 一応SecenペインでShow Previewがチェックされていることを確認。
    ついでに、QualityペインのAnti-Aliasingにチェックを入れておくとアンチエイリアスがかけられてオブジェクトのふちのギザギザが滑らかになったりするんですが、レンダリングに時間がかかるようになるのでお好みで。
  5. ウィンドウを閉じ(無くても良いんだけど)ファイルの方に戻ってRenderメニューRender XXXX.povを選択。するとメッセージウィンドウに色々メッセージが表示されながらレンダリングがはじまります。しばらく時間がかかるので終わるまで待ちましょう。

これでレンダリングは完了。Save Image Asでnone以外が設定されていれば元のファイルと同じ場所にレンダリングされた画像が保存されているはずです。
ちなみにここでImage Sizeに縦横比4:3以外のものを選んでもゆがんだ画像が得られるだけですので注意。
違う比率でレンダリングするにはcameraの設定に書かねばならないのでそれはまた後で。

最後に1つ注意。
ハードディスクから辿ってPOV-Rayが置いてあるフォルダまでに日本語の混じった名前のフォルダがあるとテンプレートブラウザに何も表示されません。
これはいまのところ仕様ですので全てアルファベットにするか諦めるかしかありません。


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