折角なんで簡便にMac用POV-Rayのインストールの方法の解説。
ではインストールの解説をしましょう。
以上でインストールは終了。
フォルダの中のアプリケーションのアイコンをダブルクリックすれば起動します。
初回起動時にはやっておかなくてはならないことがあります。
とりあえずこれをやっておかないとサンプルもレンダリングできないので注意です。
あとは必要ならEditerやActionsなどでエディタのフォントなども変えられるのでお好みで。終わったらウィンドウを閉じておきます。
さて、ここからは面倒なら読み飛ばしてもOKですが、これで何をしたのかというと「インクルードファイル」という色や質感などを定義してあるファイルの置いてあるデフォルトの場所を設定したんです。
includeフォルダの中を見てみるとcolors.incやglass.incをいったファイルがあり、これらに定義が書かれています。
レンダリングするシーンファイルに #include "colors.inc" というように書くことで、そのシーンファイルと同じ場所、もしくはさっき設定したフォルダの中にあるその名前のファイルを探して読み込みます。
これでそのファイルの中で定義したものが使えるようになるわけです。
さて、とりあえずレンダリングしてみましょう。scenesフォルダにデモシーンが沢山あるので適当に見つくろってレンダリングしましょう。手順は、
これでレンダリングは完了。Save Image Asでnone以外が設定されていれば元のファイルと同じ場所にレンダリングされた画像が保存されているはずです。
ちなみにここでImage Sizeに縦横比4:3以外のものを選んでもゆがんだ画像が得られるだけですので注意。
違う比率でレンダリングするにはcameraの設定に書かねばならないのでそれはまた後で。
最後に1つ注意。
ハードディスクから辿ってPOV-Rayが置いてあるフォルダまでに日本語の混じった名前のフォルダがあるとテンプレートブラウザに何も表示されません。
これはいまのところ仕様ですので全てアルファベットにするか諦めるかしかありません。